本当の敵は身近にいた…「ノーサイド・ゲーム」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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どうも前回あたりから滝川(上川隆也)はホントに悪いヤツではないのかもと感じ始め、予告でも君嶋(大泉洋)が他に敵がいることを匂わすセリフを言っていたので、




…ってことは?と疑いながら今回見たわけですが…





TBS  日曜21時
「ノーサイド・ゲーム」第9話

主演…大泉洋
脚本…丑尾健太郎
演出…平野俊一




これまで君嶋に味方し、滝川が進めるカザマ商事買収を阻止するべく協力してくれた脇坂(石川禅)。




カザマの不正や隠蔽を暴き、滝川を追い落とした脇坂は、自分が常務の座にすわると、ラグビー部は廃部にすべきだと、一転して冷淡な態度に出ます。




ラグビーを愛していたのは滝川の方で、信頼していた脇坂はラグビー部に一かけらも愛情が無いことを知り、君嶋は悔恨の涙を流します。




上川隆也は確かに思い返せば、ただの悪人ではない複雑な演技をしてましたね。




脇坂役の石川禅はミュージカルを中心に舞台で活躍している人で、連ドラではなじみのない顔ですが、




今までは善悪の判別のつきにくいグレーな演技をしていて、それが本性をむき出しにする迫力がありました。




舞台俳優の地力ですね。最終回では脇坂をどうやりこめられるのか?滝川の復権は無いのか気になります。




あと、終始憎たらしかったサイクロンズの監督(渡辺裕之)とGM(松尾諭)を、へこませて欲しいです。




今回の評価は…