慎二とは似た者同士と知る凪…「凪のお暇」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「家族とは厄介なものよ」
緑さん(三田佳子)の言葉の重さをひしひしと感じる回でした。




年齢を重ねるほどに、家族は厄介なものになっていきます。
私め、大いに共感しました。




TBS  金曜22時
「凪のお暇」第9話

主演…黒木華
脚本…大島里美
演出…山本剛義




凪(黒木華)も慎二(高橋一生)も親たちにとってはイイ子でいたいために、




結婚をするつもりだと嘘をついてしまい、真に受けた母親たち(片平なぎさ、西田尚美) は勝手に盛り上がってしまいます。




そして、慎二の祖母の米寿祝いに凪と母も招かれ顔合わせすることに…。





手土産に持参し、嬉々として凪の母は北海道から上京しますが、




慎二の母は、凪や母親の身上調査を行っていて、死んだと嘘をついている凪の父親は、借金して蒸発していること、





凪は過呼吸を起こし会社をやめ、今はスナックで働いていることを暴きます。





結婚なんてとんでもない、車代渡すから帰ってと冷たく突き放します。




必死でとりなそうとする慎二。
すると、そこへアメリカの外資会社で働いていることになっている慎二の兄が現れ、





ずっと日本にいることや、母親の整形、父親が外に愛人がいて隠し子がいることもべらべら喋ります。




オロオロしながら、この場をおさめようとする慎二の姿を見て、凪は慎二も空気を読む似た者同士なんだと気がつきます。




凪に帰ろうと促す母親に、凪は母親の嫌いなところを並べ立て、私は私で生きていくからと、抑えていたものを吐き出します。





期待に応えられない自分の方が、みっともない自分の方が、私、生きてて楽しいんだ…




凪のこの言葉が特に印象的でした。




もうやめよう、空気読むの。行こう、慎二。
とその場を後にする二人。



離れた場所で、凪は母親にひどいことを言った…慎二は祖母にお祝いを言えなかったと、それぞれに泣きます。





二人揃っての涙は新たなパターンでした。





ラストは身辺整理したゴン(中村倫也)の凪への告白。
凪は慎二を取るのか、ゴンを取るのか、どっちとも付き合わないのか、




明日の最終回が楽しみです。
今回の評価は…