5位
深田恭子主演
「ルパンの娘」
→3.82
4*4*4*3*4*4*4*4*3*4*4
好みで言ったら、私めが大好きなノリの作品でした。バカバカしくもまじめにふさげながら、ただのおふざけに終わらせずハートウォーミングでもある。
視聴者に楽しんでもらおうというサービス精神をここまで感じた作品は珍しいです。
当初はなんだこりゃ?と思ったキャスティングも絶妙でした。
ただ面白い回はやたら面白すぎたため、それほどでもない回の見劣り具合が激しい部分はありました。
4位
大泉洋主演
「ノーサイド・ゲーム」
→3.90
4*4*4*4*4*3*4*4*4*4
恥ずかしながら私めはスポ根漫画や、熱血青春ドラマを夢中で見て育った世代なので、その手のドラマにいまだに弱いのです。
…っていうか、甘いのです。
この大激戦の中で正直、「ノーサイド・ゲーム」が4位なのを知り、私自身面食らいました。評価が甘かったと…。
米津玄師の主題歌のせいです…(笑)
しかし、ラグビーワールドカップの日本戦の高視聴率にこのドラマは多大な貢献をしました。
TBSは日テレに対し、敵に塩を送るになってしまいました。
さて、残り3本は困ったことに同じポイントで並んでしまいました。異例の事態です。
1位タイ
清原果耶主演
「螢草~菜々の剣~」
→4.00
4*4*4*4*4*4*4
私めは時代劇ファンでもあります。時代劇の放送がめっきり減った昨今、応援したい気持ちは強いです。
「小吉の女房」もコンパクトにまとまった秀作でしたが、このドラマも手堅くきちんと作られた秀作でした。
手練れの脇役陣の中で凛としたヒロインぶりが光った清原果耶に拍手です。
1位タイ
黒木華主演
「凪のお暇」
→4.00
4*4*4*4*4*4*4*4*4*4
ただヒロインが変化していくだけでなく、彼女を取り巻く人々も影響を受けて変化していくさまも描き、厚みのある群像劇となりました。
キャスト、脚本、演出、音楽のバランスも良く、ケチのつけようのない優等生的な作品でした。
1位タイ
桜井ユキ主演
「だから私は推しました」
→4.00
4*4*4*4*4*4*4*4
放送前はあまり期待してませんでした。期待度ランキングでは5位です。
脚本が森下佳子なので期待したくらい。
ちなみに期待度ランキングは…
1位「凪のお暇」
2位「監察医 朝顔」
3位「セミオトコ」
…でした。
なかなかその通りには行きませんね。
この枠らしい攻めたテーマを私めは評価したいです。
マニアックな世界を描きながら、そこから普遍的な人間ドラマを浮かび上がらせたスタッフの果敢なたくらみに拍手です。
1位タイの3本の中から、悩んだ末に最優秀作品賞に選んだのは…
最優秀作品賞
「だから私は推しました」
実はこのドラマが最もかか悩んだ回が多かったのです。
4.5をつけられるなら4.5にしたいと思いながらにした回がかなりありました。
私めは余程でないと簡単にはをつけません。
こんな事態になるならもっと出すべきかと反省しています。
3本の中で最もこのドラマを評価したいのは、原作の無いオリジナル作品であること。
上位5本の中でも、唯一のオリジナル作品です。
しかも企画を考えたのはまだ20代の若い女性プロデューサーだとか。その意気や良し!
そんな作品が増えることを願い最優秀作品賞に選びました。