ディーンのアクの強さは薄まったが…「シャーロック」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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演出が替わったからか、第1話よりディーン・フジオカ演じる獅子雄のアクの強さが薄まりました。




私めは、あのアクの強さこそディーンらしくて面白いと思っていたので、ちょっと拍子抜けしました。




その分、見やすくはなりましたが、普通っぽくなるのは残念でしたね。
ゲストの菅野美穂とディーンの対決とかは、同じ井上由美子脚本の「緊急取調室」にも似通うものがありましたし…





フジテレビ  月曜21時
「シャーロック」第2話

主演…ディーン・フジオカ
脚本…井上由美子
演出…野田悠介




あと、職を失い若宮(岩田剛典)が獅子雄の助手をやらされるようになり、二人の関係性がはっきりしたのも、見やすくなった理由ですね。




ただ、このディーンと岩田のコンビ、私めがもしキャスティングするなら、「インハンド」の山下智久と濱田岳のようにタイプの違う二人にしますね。




イケメンで演技力より雰囲気やスター性で押すタイプの二人が似ているためにタッチがつかないうらみはあります。




獅子雄が若宮をサディスティックに振り回す面白みがイマイチ足りないのも、そのせいでしょう。




岩田はディーンを立てて、王子さまオーラを極力抑えてはいますけどね。
ブツブツ文句を言う感じをもっと強めにやっても良いでしょう。まだ遠慮気味です。




ディーン、岩田と似たタイプが揃ったので、得をしているのは江藤刑事役の佐々木蔵之介。
彼が出てくるとホッとします。




飄々として厚かましいナイスキャラです。





あと、触れておきたいのはゲストの菅野美穂。
この人と深津絵里をうまく使いこなせない現在のドラマ界は残念です。





結婚、出産を経た菅野美穂が40代になってどんな演技を見せてくれるか、今回の演技を見て更に楽しみになりました。





悪女が主人公のドラマをぜひやってほしいですね。





今回の評価は…