名前からしてハーフとかクォーターかな?と勘繰ってしまいますが、根っからの日本人だそうで、
香港、台湾はじめアジア諸国で活躍し、何ヵ国語も自在に操り、妻は中国系インドネシア人。無国籍な雰囲気をまとい独特のたたずまいです。
フジテレビ 月曜21時
「シャーロック」第4話
主演…ディーン・フジオカ
脚本…井上由美子
演出…野田悠介
そんなディーンが演じる和製シャーロックをいかに魅力的な人物に見せるか、それがこのドラマの大前提のようです。
(ま~そりゃそうなんですが…)
ミュージシャンでもあるディーンは、オープニングテーマもエンディングに流れる主題歌も歌っちゃうし…
劇中、お決まりの推理シーンでバイオリンも優雅に弾いちゃいます。
DJやラップ歌手もやってましたから、立板に水のように速射砲のセリフも難なくこなしちゃいます。
今回などは趣味で中国武術やキックボクシングもやってましたから、ボクサー顔負けのシャドーも披露しちゃいます。
…と、まあマルチなディーンの魅力をたっぷりご覧下さい的な、まるでPVっぽいドラマでもあるわけです。
第2話のように対決する相手が菅野美穂くらいの強い存在感ならまだしも、前回や今回くらいだといくら金子アキノブが最後に大熱演したところで太刀打ちできないのです。
更に、バデイ的な存在の岩田剛典もそれほど差別化された強いキャラを与えられてもいないので、ディーンさまの前では霞みがちです。
今回とか見ていると獅子雄(ディーン・フジオカ)には江藤刑事(佐々木蔵之介)と、情報屋のレオ(ゆうたろう)が居れば事足りるのでは?とすら思えてしまいます。
若宮(岩田剛典)にももうちょっと見せ場を与えてあげて欲しいですね。
それでなくても岩田剛典はあっさりした演技なんで。
あと、今回の話ってかなり無理がありましたね。大事なボクシングの試合の日にボクサーやジムの会長が会場からひょいひょい居なくなったりしませんよ。
今回の評価は…