こんな姉ちゃん欲しかったな~…「俺の話は長い」第5回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は其の九「銀杏と爪切り」、其の十「シャンパンと合い鍵」の二本立てでした。




私めは無口な兄との二人兄弟で、兄と派手な口喧嘩をした記憶があまりありません。
なので、このドラマを見ていると、自分にもこんなお姉ちゃんがいて、口喧嘩してみたかったな~なんて、つい思ってしまいます。




日本テレビ  土曜22時
「俺の話は長い」第5回

主演…生田斗真
脚本…金子茂樹
演出…丸谷俊介



…ってことで、今回は其の九の方が私めは面白かったです。




食卓での子供の頃の夢についての話からの満(生田斗真)と、姉・綾子(小池栄子)の言い争い。
意外と満は喫茶店をやる夢はぶれてなくて、綾子の方がぶれていたというのがいつもと違う展開で…養育費に満の3倍かかった…みたいな話に…。




おまけに、春海(清原果耶)が好きな陸(水沢林太郎)のために志望校を実力より下げてると疑っている綾子に対し、




陸と連絡しあってる光司(安田顕)が確認すると、陸との関係性があり、それを知らなかったのは自分だけと知り綾子は落ちこみます。





そんな綾子と満の夜の会話が秀逸でした。
夜に足の爪切りを始める綾子に、銀杏の殻を割りながら満は親の死に目にあえないぞ…と咎めると、




私みたいに働いてる人間は夜くらいしか切れないだろうと言い返し、ああ言えばこう言うの二人の掛け合いが楽しく、




続く綾子の初デートで、満がダミーに使われた話から、二人とも忘れた映画タイトルを思い出すまで、





喧嘩しながらも仲の良い二人の関係性が羨ましく思えました。





続く其の十は、満に恋の予兆。
海星(杉野遥亮)の雇い主の女社長・明日香(倉科カナ)に、満らしくズバズバ言い返して、気に入られた様子。





ただ、明日香は海星がお気に入りらしく、海星にはふられたらしいのが気になるところ。
鼻っぱしらが強くて、でも寂しがり屋な感じは倉科カナに適役で、満との言い争いは綾子とはまた違って面白くなりそうです。





あと、今回ちょっと面白かったのは房枝(原田美枝子)がハマってる吹き矢を光司もやらせてもらうようになる時、間接キスになるのをちょっとためらうところ。




ああいう時の安田顕の顔芸は絶妙です(笑)





今回の評価は…