ノミネートしたのは以下の5人。
中川大志
「G線上のあなたと私」
このドラマでまた一段と成長をとげましたね。
理系男子らしい面倒くささを持った理人を、どこか憎めない好人物として演じました。
更に役柄の幅を広げて場数を重ねていけば、近々大ブレイク必至です。
安田顕
「俺の話は長い」
飄々として流されて生きているようで、夢を諦めきってなかったり、芯の強さも感じさせ、安田顕ならではの演技でした。
娘、春海との関係性の変化を細かいニャアンスの違いで演じ分けました。
杉野遥亮
「俺の話は長い」
記事ではなかなかこの人の演じたバーデンダーの海星まで触れることは少なかったんですが、
今までこの人が演じた役で一番感心しました。ケロッとしながら毒舌や皮肉を吐いたり、さりげなく優しさをのぞかせたり、
ミステリアスさも残しながら、魅力的なバーデンになっていました。
最初の内はバーのシーンが余計に見えましたが、気にならなくなり、重要にもなってきました。
この人、クセのある役が上手そうです。
沢村一樹
「グランメゾン東京」
鈴木京香、及川光博とがっちりスクラムを組んで木村拓哉を支えましたね。
プロ野球チームなら名ヘッドコーチ的な役割でした。
各レギュラーとの距離感の取り方の巧みさは、年季の入った蓄積あればこそ。お手本のような好助演でした。
玉森裕太
「グランメゾン東京」
記事にも書きましたが、この人にとって貴重な体験になったでしょう。
先輩たちのそれぞれのノウハウを身近に見聞できたはずです。
特に木村拓哉の主演男優のありようを肌で感じられたのは良かったはずです。
大人になりました。
以上5人から最優秀助演男優賞に選んだのは…
安田顕
「俺の話は長い」
ザ・安田顕って役でしたね。
見事なあて書きで、たっぷり見せてくれました。なかなかこんな役には恵まれないものです。