主人公にまつわる面倒ごとを縦筋にして、毎回チラホラ出して引っ張り、最終回でってパターン。
このドラマもどうやらそのようで…
フジテレビ 木曜22時
「アライブ~がん専門医のカルテ~」第1話
主演…松下奈緒
脚本…倉光泰子
演出…高野舞
てっきり腫瘍内科医の主人公、心(松下奈緒)と、新たに移籍してきた消化器外科医の薫(木村佳乃)とが、手を組んでがん患者に向き合うドラマなのかと思っていたら…
実は薫は、事故で意識不明のままの心の夫(中村俊介)の手術を、上司(田辺誠一)と行ない、医療ミスをしてしまったようで…
その贖罪のためなのか、バレないようになのか、心の病院に移籍してきて、わざと近づいたのでした。
この薫の裏の部分が明らかになるところは、木村佳乃の演技も凄みがあって、急に湊かなえ作品みたいなミステリアスな緊張感が漂いました。
え~❗️そういうドラマなの?
と、ちょっと面食らいました。
そんなことせずに、「コウノドリ」や「透明なゆりかご」が産婦人科を舞台に丁寧にエピソードをつむいだように、腫瘍内科のがん診療にまつわるエピソードを丁寧に描いてほしいんですけどね。
第1話も、せっかく石野真子ががん患者役をリアルに好演していて、もっとしっかりと見たかったのに物足りなさがありました。
初回だからいろいろ説明があったからなのか?
今後もそうなのか?
第2話を見てみます。
今回の評価は…