どちらも中途半端に…「トップナイフ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回こそは…って思って見てはいるんですが、なかなかこのドラマ、満足のいく回にならないですね。もどかしいです。




日本テレビ   土曜22時
「トップナイフ~天才外科医の条件~」第4話

主演…天海祐希
脚本…林宏司
演出…茂山佳則



何なんですかね、心配になっちゃうんでしょうか?チャンネル替えられないようにとにかくいろいろ詰め込まないと…ってことなのか。




今クールの医療ドラマは「心の傷を癒すということ」「病院の治しかた」以外はどれも、エピソードを盛り込みすぎていて、せっかくの感動的エピソードを薄めたり台無しにしているんですね。




このドラマだったら、前回も書きましたが、広瀬アリス演じる小机とバーのマスター(古川雄大)とのからみとか、ホントに要らないです。




そこに時間を割くなら、今回なら西郡(永山絢斗)と記憶を失った母親(中尾ミエ)のエピソードや、記憶がすぐなくなり、自分は33歳だと思っている内田(綾田俊樹)と親友の山口(本田博太郎)のエピソードに、その分の時間を回してくれ…と思わずにはいられませんでした。




内田に恨みを抱く山口が、内田を許し、内田を刺すはずだった包丁でリンゴを剥くシーンとか、



手術後に目を覚ました母親に「やっぱり才能ないね」と言われ、絶望的な顔をする永山絢斗とか、良かったのに…




どうも、いろいろがちゃがちゃしていて、素直に感動できないんです。




こういうドラマって、いかに気持ちよく感動させてくれたり、泣かせてくれるかで、医療ドラマの名作はどれもそれがうまくいっていたのに…




「コード・ブルー」を書いてた林宏司、どうしちゃったんでしょう。
天海祐希の良さも、イマイチ引き出しきれてないし…。




天海祐希も椎名桔平も永山絢斗も今のところムダづかいてす。




今回の評価は…