待機児童で悩む魔法使い…「伝説のお母さん」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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この枠らしく、およそNHKっぽくないチャレンジングなドラマです。




好き嫌いははっきりと分かれると思いますが、私めはこういうクセの強いドラマは好みです。




NHK  土曜23時30分
「伝説のお母さん」第1話

主演…前田敦子
脚本…玉田真也
演出…村橋直樹



私めは幼い頃、アメリカドラマの「奥さまは魔女」を夢中になって見た世代です。
あのドラマは魔女が普通の人間として正体を隠し夫を支え、子育てをするバタバタが描かれていました。




このドラマは、同じくママさん魔法使いがヒロインながら、保育園の空きがなくて困っていたり、夫(玉置玲央)は会社をクビになるも、育児や家事も手伝わないクズだったり、




取り巻く環境はやけに現代ニッポンっぽいシビアな状況なのがミソです。





しかも、全体の世界観は「勇者ヨシヒコ」シリーズのようなチープなRPGの世界で、魔女(大地真央)が悪さをし始めたので、




国王(大倉孝二)が伝説の勇者たちを再召集し、征伐に向かわせるというもの。





召集はかけられたものの、保育園に空きは無く、実家は遠く、夫は非協力的。
やむなく子連れで戦いに向かうことになるって展開でした。




自身もママになった前田敦子がバタバタと頑張り屋さんを演じていて、その困りっぷりが良かったです。




彼女独特のあの鼻にかかった声が苦手な方には見ていられないドラマでしょう。




私めのお気に入りキャラは国王役の大倉孝二。
自分を偉いと誉めさせる器の小ささが、大倉ならではで、この国王を楽しみに見たいなと思うほどです。




スター気取りでナルシストなリーダー役の大東駿介や、ドSで口の悪い裏ボス役のMEGUMIとかもきっちりとエッジのきいた役をこなしていて、頼もしいです。




興味を持たれた方はちょっとご覧になってはいかがでしょう。




今回の評価は…