3人がそれぞれ勘違い…「コタキ兄弟と四苦八苦」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回のサブタイトルは「愚慮弄苦」
愚かな配慮、要は勘違いで翻弄されるコタキ兄弟の姿がコミカルに描かれました。




罪作りなさっちゃん(芳根京子)です(笑)




テレビ東京  金曜24時12分
「コタキ兄弟と四苦八苦」第5話

主演…古舘寛治、滝藤賢一
脚本…野木亜紀子
演出…山下敦弘



今回は一路(古舘寛治)とさっちゃんがATMに行く以外はほぼ喫茶店シャバダバでのワンシチュエーション。
そこでコタキ兄弟が依頼人を待っている間に巻き起こる勘違いの連鎖でした。




さっちゃんがレジのお金を盗んだと勘違いした一路が、自分の金をレジに入れて、




無かったことにして、さっちゃんにも反省を促そうとしたら、




それを見ていた二路(滝藤賢一)は一路がレジのお金を盗んだと勘違い。一路の財布から金を抜いてレジに戻す…




レジから取っても取ってもなぜか金が増えるので、自分が何かすると増えるのかと勘違いするさっちゃん。





三者三様の勘違いが心の声でつづられていくさまをニヤニヤしながら見るという展開で、前回とは違う意味で野木亜紀子の見事な脚本でした。




勘違いとは別で、私めが脚本で惚れ惚れしたのは、さっちゃんとさっちゃんを食事に誘う青年との会話や、焼き鳥屋のおばさんとの会話。





きっぱりドライに相手の下心を見抜き、さりげなく拒むさっちゃんのドライさや、将来は店を貰う気だというしたたかさ。




短くさりげない会話でさっちゃんの一面を鮮やかに描くセリフに、流石!と感心しました。




さっちゃんが単なるマドンナ的なイイ子ではないところがうかがえて、面白かったです。
芳根京子がハマり役ですね。




あと、いつも店にいる謎のおじいさんはマスターでしたね。
コタキ兄弟が待っていた依頼人はあのおじいさんだったというオチでしたが、




何を頼みたかったんですかね?
気になります。




今回の評価は…