サイテー男、野中(重岡大毅)のタレコミでケイト(吉高由里子)の暴露記事が載っても、変わらずいつも通り仕事をするよう編集部全体を持っていきケイトにも変わらず仕事をさせる手腕を惚れぼれと見ました。
尾高(柄本佑)は野中を職場で殴っちゃうし…
(ま～仕方ないけど)
なんだか妻子よりケイトを取る方へ進みそうで、ちょっと株を下げてきたので岩谷が一番のもうけ役になってますね。
それに比べて野中は更にサイテーになる一方で、重岡大毅の開き直ったふりきり演技に、嫌悪や同情より敬意すら感じ始めました。
日本テレビ 水曜22時
「知らなくていいコト」第8話
主演…吉高由里子
脚本…大石静
演出…内田秀実
もはや狂気さえ感じさせる野中の闇堕ちっぷりや姑息さがスゴすぎて、肝心のケイトの逆境でも頑張る姿が霞みそうにもなりましたが、
先に書いた岩谷編集長の辣腕ぶりと、それに応えて粘った末にスクープをモノにするケイトがしっかり描かれ、佐々木も吉高も好演したので、見ごたえがありました。
ケイトが殺人犯の娘と知っても、あわれむでも毛嫌いするでもなく、普通に接してくれる編集部の仲間に、ケイトが感動し涙ぐむシーンは良いシーンでしたね。いい表情でした。
話自体はよくありがちな議員秘書が罪をかぶって自殺、しかし、正義心から証拠のデータを残してたって話でした。
ちょっと、できすぎな話ではありましたが…。
ラストは尾高が乃十阿(小林薫)とどこかへ向かってましたが、何をするのか気になります。
今回の評価は…