実はこの年はポイントでは最上位が3本並んでしまいました。
1位
三浦春馬主演
「僕のいた時間」
→4.00
三浦春馬自らが命を題材にした作品を熱望し生まれた作品。ALSという難病に冒された青年を入魂の演技で見せてくれました。
1位タイ
竹野内豊主演
「素敵な選択TAXI」
→4.00
バカリズムの脚本を予想をはるかに上回る見事な出来で、毎回趣向がこらされ楽しめる仕掛けがありました。もっと書いてほしいです。
1位タイ
吹石一恵主演
「ママとパパが生きる理由」
→4.00
幼子を抱えながら夫婦が相次いでがんに冒されてしまうというノンフィクションのドラマ化でした。
たった5回でしたが吹石一恵と青木崇高の迫真の演技で、5回しかないのが惜しい作品でした。
以上同ポイントの3本の中から年間最優秀作品賞に選ばれたのは…
三浦春馬主演
「僕のいた時間」
生きる時間を限られた青年がぎくしゃくしていた家族との向き合い方を変えていき、死を受け入れていくプロセスをあくまで抑制して描いた草なぎ剛主演の「僕」シリーズを書いた橋部敦子の脚本が見事でした。
三浦春馬のポテンンシャルの高さを世に知らしめた作品でもあったと思います。