余計なことを考えなければ…「70才、初めて産みます セブンティウイザン。」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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70才の女性が初産という、そんなことありえないだろう…って思わずにはいられない奇抜な設定のドラマ。



どんなドラマになるか、作り手のセンスがかなり問われる作品ですが、予想を越えて見ごたえがありました。
竹下景子と小日向文世の演技力に負うところもあるでしょうが…。




NHK  BSプレミアム  日曜22時
「70才、初めて産みます セブンティウイザン。」第1話

主演…竹下景子、小日向文世
脚本…本調有香
演出…渡辺一貴



このドラマの良さは、ありえない設定なのに、ヒロインが初めて妊娠したことをピュアに喜び、産みたいと切に願うところにありました。




あまり屈折した演技をしない竹下景子を起用しているのが、うまくハマっていて、老いても清らかさを失っていない感じが救いでした。




産める身体を維持しているのもスゴいんですが、そういう営みをしていたことを二人ともすんなり認めているのが、驚きでした。




私めは男ですから、小日向文世演じる夫の戸惑いも、竜雷太演じる兄の怒りもいちいちもっともに思いましたが、




それをしのぐ妻の思いに打たれました。
主題歌が竹内まりあがカバーした名曲「いのちの歌」の別バージョンなんですね。




ちょっとこの老夫婦を応援したくなる初回でした。




第1話の評価は…