新型コロナ感染拡大の影響で、スタートできず、今夜は同じ枠で同じ綾野剛主演だった「コウノドリ」の傑作選が放送されます。
その「コウノドリ」が放送されたのが2015年。
今日はその2015年の私めの選んだ年間最優秀を振り返ります。
まずは、最優秀助演女優賞。
この年に各クール、最優秀に選ばれたのは…
冬クール
木村文乃
「銭の戦争」
草なぎ剛と堂々とわたりあう肝のすわった女優っぷりを見せました。そのあとすぐ主演もしましたね。
春クール
黒木華
「天皇の料理番」
主人公の妻役でしたが、古風な内助の功をこんなに似合う若手女優は他にいるかと思える好演でした。
夏クール
満島ひかり
「ど根性ガエル」
ぴょん吉の声を演じた声の出演で受賞という異例のものでした。
満島ひかりにやらせると思い付いた人もスゴいですが…
秋クール
八千草薫
「おかしの家」
オダギリジョー演じる主人公の祖母役。八千草薫さんらしい慈愛に満ちた観音様のようなおばあちゃんでした。
亡くなってとても残念です。なかなかああいう方はいませんからね。
以上4人の中で年間最優秀助演女優賞に選ばれたのは…
黒木華
「天皇の料理番」
泣かされましたよ。黒木華演じる妻の俊子には。家庭をあまりかえりみない料理番の夫を支え続け、最終回で先に亡くなる時は、それまでの積み重ねもあって涙腺崩壊でした。
続いて、最優秀助演男優賞。
冬クール
田中哲司
「ゴーストライター」
ヒロインと仕事のパートナー的な男を含みのある奥行きのある演技で見せました。
春クール
鈴木亮平
「天皇の料理番」
病魔に冒され、弟に夢を託す兄役でした。鈴木自身、げっそり減量しホントに死んでしまうのでは?と心配になるほど迫真の演技でした。
夏クール
高橋一生
「民王」
首相と息子が入れ替わってしまいドタバタする首相の懐刀を、さまざまの演技パターンで柔軟かつしたたかに演じた好助演でした。
このへんからこの人の評価がグッと高まりましたね。
秋クール
岡田将生
「掟上今日子の備忘録」
岡田将生お得意のヘタレ役。新垣結衣とのコンビネーションも良かったです。
以上、4人の中から年間最優秀助演男優賞に選ばれたのは…
鈴木亮平
「天皇の料理番」
この人の役作りはロバート・デニーロタイプで太ったり痩せたり凄まじいですね。
このドラマの時はホントに凄かったです。
泣かされました。このお兄さんには。