時給3000円のスーパー派遣社員…「ハケンの品格」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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改めて見るとやはりよくできてますね。
13年ぶりの復活が話題の「ハケンの品格」ですがスタート延期のため、前作が放送されました。


今回は前作の第1話、第2話のダイジェストでした。



日本テレビ  水曜22時
「春子の物語 ハケンの品格2007特別編」第1夜


主演…篠原涼子
脚本…中園ミホ
演出…南雲聖一



前作を見ると、脚本の中園ミホはこのドラマのヒロインをフリーの医師に置き換えて「ドクターX」の大門未知子を生んだのがよく分かります。



就業時間はきっちり守り残業は一切やらない、多才で多くの資格もあり、与えられた仕事を完璧にこなす。





そんな時給3000円のスーパー派遣社員が仕事ができないのに威張りちらす正社員の鼻をあかしていく。



その痛快さがウケたんですね。
旧態依然の考えの東海林(大泉洋)との丁丁発止のやりとりは名物でした。




年齢を重ねて篠原涼子と大泉洋がどんな掛け合いをするか、それが楽しみです。
篠原涼子にとって、これがキャリアハイの当り役であり、ハマり役でしょう。




前作より、小泉孝太郎も勝地涼も役者っぷりが上がりました。





前作をこうして見てしまうと、前作ほどじゃないなと、思えてしまう懸念があります。





前作がヒット作品の場合、前作を越えるのは至難の技です。
こうして前作を見せるのは良かれ悪しかれですね。