「ハケンの品格」のように前作をダイジェストで見せる枠もあり、「私の家政夫ナギサさん」→「恋はつづくよどこまでも」のように、その枠の前クールの作品をダイジェストで名シーンを中心に見せる枠もあります。
このドラマはどうだったかと言うと…
テレビ朝日 木曜21時
「BG 身辺警護人 傑作選」
主演…木村拓哉
脚本…井上由美子
演出…常廣丈太
冒頭、これからスタートする新作の初回の一部、おそらく冒頭のシーンをチラッと見せてから、前作の初回を再放送しました。
この作品はフジテレビの「SUITS/スーツ」同様に、テレビ朝日がシリーズ化する気満々で放送しました。
結果、さすがキムタクと言うべきか、平均15.2%(関東地区)と十分合格点の視聴率を取り、続編やる気満々となったわけです。
木村拓哉も長く続けられそうなシリーズものへの意欲が高いらしく、今回始まる第2シリーズにも気合いが入っていたようです。
とはいえ、「SUITS/スーツ」の前作に不満があったように、このドラマの前作も、決して私めとしては評価できる作品ではありませんでした。
…なので、傑作選って言われてもな~なのです。
今回、放送した第1話を再見しても、やっぱりつまらなかった。
木村拓哉以外にも、上川隆也、菜々緒、江口洋介、斎藤工、石田ゆり子と主演できるメンバーをこれだけ揃えながら、よくこれだけイマイチなドラマにできるなと、改めて思いました。
脚本の井上由美子にもやる気が感じられません。
民間警備とSPが何かと対立するんですが、SPが偉そうな割にショボいんです。
あと、石田ゆり子の大臣の存在がかえって邪魔でした。
ボディーガードの苦労話をしっかり見せてくれたらいいのに…
そうはならない回ばかりだったのです。
ま~、今回の新シリーズはそうならないよう願うばかりですが、どうなりますか…