医療従事者へ声援を送りたい今こそ…「コウノドリ 傑作選」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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新型コロナ感染拡大の中、一人でも多くの命を救うべく、自らも感染するリスクの中、医療や検査に従事されている方々には、ホント頭が下がりますし、心から声援を送りたい気持ちです。




そんな中、このドラマが放送されるのは、とても意義深いものがあり、たまたまではありますが、多くの方がこの傑作を改めてご覧になれるのは、非常に喜ばしいことです。




TBS  金曜22時
「コウノドリ  傑作選」

主演…綾野剛
脚本…山本むつみ
演出…土井裕泰




昨夜放送されたのは、2015年12月放送のseason1の最終回です。
第1シリーズの集大成的な回で、そうなると分かっていても、やはり感動し泣ける回です。





放送当時に私めが書いた記事もあわせてお読みいただけるとありがたいのですが、




この最終回は、サクラ(綾野剛)自身の産まれた時の話、第2話から断続的に登場していた、娘の誕生と妻の死を同じ日に迎えた永井(小栗旬)の話、そして、死戦期帝王切開という母胎か胎児かどちらを助けられるかの至難な手術の3つが絡み合い、感動を生む回でした。





ゆくゆくは娘に自分の誕生と引き替えに母親は死んだことを話さなければならない日が来ることを悩む永井に、サクラは自分もそうして産まれたことを告げ、




永井の娘の誕生日に、自分のピアノライブに招き、永井を勇気づけます。
このライブハウスのシーンがまず感動的。





そして、逆に自分が産まれたために愛する女性を喪った父親は、サクラをどう思ってるんだろうというサクラの悩みに、永井が答えてあげるシーンも良いシーンです。




なんと言ってもクライマックスは、至難な手術をチーム一丸になって挑み、赤ちゃんもお母さんも無事救えて、サクラや四宮(星野源)がハイタッチをして喜ぶシーン。




四宮は感情を表面に出さないキャラで、それを貫いてきただけに、感情を爆発させて喜ぶ姿は感動的でした。



このドラマは、命の尊さを決して大袈裟ではなく、丁寧に描いていて、得がたい傑作でした。




来週からはseason2が放送されます。
どうぞ、ご覧ください。