やっぱりこれは良い回でした…「春子の物語 ハケンの品格2007特別編」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまでこの特別編は複数回をダイジェストで見せていて、それがちょっと不満でしたが、




今回は1話分をまるまるちゃんと見せてくれました。前作の第6話です。
それが今も覚えている「ハケンの品格」の中で好きだった回だったので嬉しくなりました。




職場の仲間たちからバースデーカードをもらい憎まれ口をたたいて、無愛想に先に帰った春子(篠原涼子)が、




バス停で一人、バースデーカードを読み涙するシーンは、このドラマが名作たりえた名シーンです。
今回改めて見てやはりそう思いました。





スーパー派遣として、仕事ができないのに偉そうにしている正社員に敵対しつつ、派遣をなめんなよと仕事を完璧にこなしてきた春子が、





実は、初めて自分を受けいれ温かい言葉を贈ってもらえて感涙するというのが、グッときましたし、春子というキャラを更に魅力的にしました。



春子に向き合う里中(小泉孝太郎)と東海林(大泉洋)の対比も、うまくいっていて、春子と東海林のいがみ合いは回を重ねてどんどん見ものになっていきました。




今回は最後にこれから始まる新シリーズのメイキングが流れましたが、前作より小泉孝太郎も大泉洋も勝地涼も、みな役者っぷりが格段に良くなっていて、新シリーズが楽しみになりました。