思い出の連ドラ回顧シリーズ…「悪魔のKISS」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今では考えられないことですが、だいぶ以前はドラマの中で女優さんがヌードになることもあったんです。




私めにとって最も衝撃を受けたヌードシーンといえば…





1993年 夏ドラマ
フジテレビ  水曜21時
「悪魔のKISS」

主演…奥山佳恵、深津絵里、常盤貴子
共演…西島秀俊、大鶴義丹、寺脇康文

脚本…吉田紀子
演出…林徹、上川伸廣
主題歌…サザンオールスターズ「エロティカセブン」




なかなか刺激的なドラマでした。
静岡から上京した同級生の3人が、それぞれに都会の地獄に落ちていくという話で、




サラ金やら、新興宗教やら、性風俗やら、覚せい剤づけやら、とても再放送できないし、DVD化もされなかった作品です。






その3人の中で一番酷いめにあう役を演じたのがまだ売れてない時に抜擢された常盤貴子で、




ショッピングしすぎて借金まみれになり、返済のために風俗嬢になり、そこで寺脇康文演じるクズ男に出会い、騙されて金を取られるわ、覚せい剤づけにされるわ、それはそれは可哀相でした。




寺脇康文にバストをむき出しにされ、鷲づかみされるシーンはまさに衝撃的でした。




体当たりの女優根性を見せた常盤貴子は、のちに「愛していると言ってくれ」「みにくいアヒルの子」「真昼の月」とキャリアを重ねて主演女優になりました。




彼女にとってはツラい思い出かもしれませんが、ターニングポイントになった作品ではあります。