横溝原作は令和版は無理でしょう…「探偵 由利麟太郎」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの原作は横溝正史が「金田一耕助シリーズ」より前に書いていた由利麟太郎シリーズの1つで、今回の「花髑髏」が書かれたのは昭和12年。
遥か83年前に書かれた作品なんです。




これまで映像化されてないのは、金田一耕助シリーズほど作品が優れてないからで、それをわざわざ引っ張り出して来るとは…と、調べてみてちょっと驚きました。





フジテレビ  火曜21時
「探偵 由利麟太郎」第1話

主演…吉川晃司
脚本…小林弘利
演出…小野弥寿彦




横溝正史らしいまがまがしさで、いかにもで悪くないんですが、原作のままの戦前の設定にすると、




ロケができず、オールセットになり製作費が莫大になってしまうので、現代にしてしまったわけです。




これが結果的には大失敗。そんなわけないだろうというツッコミどころが満載になり、気にならない方が無理というほどでした。




なんで今さら復讐?とか、兄は妹の妊娠知らなかったの?とか、人体実験なんかできるわけが…とか、




何だか吉川晃司が雰囲気出して演じてるのに…と残念でした。志尊淳の助手も悪くないですしね。




東映京都撮影所制作なので2時間ドラマの短縮版を見せられた感じでした。





次回以降も見ますが、この不満は払拭できないので、記事は書きません。悪しからず…