「時分の花」の二人がいかに成長するか「未満警察」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「時分の花」という言葉があります。室町時代の能の大名人、世阿弥が「風姿花伝」の中で書いた言葉で、



若さからくる一時的な芸の美しさをさします。
それをいつまでもキープはできないので、「まことの花」を手にするべく芸を極めないといけないという後進への教えです。




このドラマのW主演の二人はまさに今キラキラしている「時分の花」の二人です。
大役を演じるごとに成長していく過程にある二人にとって、これは重要な作品になりそうです。




日本テレビ  土曜22時
「未満警察~ミッドナイトランナー~」第1話

主演…中島健人、平野紫耀
脚本…渡辺雄介
演出…南雲聖一



前週まで放送された「野ブタ。をプロデュース」は、まさに亀梨和也も山下智久も「時分の花」の時に出演したドラマでした。




時分の花に加えて作品の質も高く、放送中にも彼らは成長していきました。




平野紫耀と中島健人も今回のドラマにかける意気込みには並々ならぬものがあるでしょう。
その熱は感じますし、引き付ける画力もあります。




ただ、作品について懸念を言えば、警察学校で学んでいる二人が、そう毎回都合よく事件に巻き込まれるものか疑問です。





「教場」のように鬼教官と生徒の交流にしぼるか、新人刑事の話にしてしまうか、どちらかに寄せて良かったのでは…と初回を見て気がかりになりました。





そこをどう工夫して両立させてくれるか?
脚本次第ではありますね。





初回に関しては警察学校の吉瀬美智子の鬼教官ぶりや、刑事も頼りにくる伊勢谷友介のプロファイリングとかは気になりましたが、





彼らがどうからんでくるかがポイントでしょうね。




中島健人と平野紫耀ですが、自分の素に近くのびのびと天然キャラを演じる平野紫耀に比べ、




役を演じようとしている中島健人はなかなか苦労しそうですね。
頑張ってほしいです。





今回の評価は…