中村倫也主演で、小池栄子、小芝風花、武田真治、仲里依紗、志田未来、財前直見、北村有起哉
これだけのメンバーが揃っているなら、もっと他の題材で大人の恋愛ドラマとかをしっかりと演じて欲しかったなと、今さらながら思わずにはいられない最終回でした。
日本テレビ 日曜22時30分
「美食探偵 明智五郎」最終回
主演…中村倫也
脚本…田辺茂範
演出…菅原伸太郎
なんだか支離滅裂な感じになっちゃいましたね、最終回。
だいたい前回のラストでどう考えても落ちたら死ぬところに
明智(中村倫也)とマリア(小池栄子)が飛び下りたのに、生きてたって…(苦笑)
飛び下りたあと、苺(小芝風花)たちがいくら探しても見つからなかったって言ってたのに…
シレっと現れましたからね。
なんだ?ですよ。
なんか命綱があったからとかって話のようでしたが、命綱なんか付けるタイミングあったっけ?命綱ぶらさがってりゃ、見つかるでしょう?
…とか、謎だらけでした。
一旦いなくなったマリアが、半年後に現れて、外相や総理の出るサミット用の和菓子選定会での無差別毒殺テロをたくらむのも、
なんでそんなことをしたかイマイチよくわかりませんでした。
だいたい、あんなVIP出席の会にしてはセキュリティーが甘いし、明智の実家経営のホテルだからって、明智の母親(財前直見)や明智まで同席して味見しないでしょう!
って、あげたらきりがないほど、無理やりに話が進んでいく感じに呆れるばかりでした。
明智がマリアをどう思い、苺をどう思っているのかも、感情表現が丁寧ではないために、どうもつかみにくく、曖昧でしたね。
役者さんたちの演技は悪くないのに、脚本が残念でした。
もっと掘り下げて描いたら良くなったと思うんですがね。
主演の中村倫也はよく頑張ったと思います。
ただ、自分が前面に立つより主演女優を引き立てる脇の方が、この人の本分な気がします。
そういう意味では小池栄子や小芝風花とのトリプル主演みたいになったドラマだったとも言えます。
最終回の評価は…