無表情の榎本がラストに見せた微笑み…「鍵のかかった部屋」特別編 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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先週と今週の2話連続で最終エピソードの「硝子のハンマー」でした。
記事も2話まとめてです。




フジテレビ  月曜21時
「鍵のかかった部屋」特別編

主演…大野智
脚本…相沢友子
演出…加藤裕将、松山博昭




前編の方は、8年前に放送された時もそうでしたが、最後の最後になって、窓の外に窓拭きの玉木宏が、ゆっくりと上がってくるところにワクワクしました。




「硝子のハンマー」の玉木宏は、やけにカッコ良いですね。
ギラギラした野性味と、それでいてしたたかな知性も感じさせる感じ。なるほど、この人の本分はこういう役にあるんだな…と気づかされました。





朝ドラのイメージが強すぎて、つい忘れがちになっていたのかもしれません。
ま~、「あさが来た」の新次郎ももちろん良かったんですか…




後編はそんな玉木宏の犯人と、榎本が1対1で向き合うシーンが見ごたえありましたね。




無表情の榎本が淡々とトリックを解き明かしていく静かな迫力。
それを聞く犯人の微妙な表情の変化。





しかし、「硝子のハンマー」でホント殺せるんですかね。いくら衝撃に弱い人とはいえ…。





芹沢(佐藤浩市)が得意気にトリックを解いたら、介護ロボットにはできず、落ち込むシーンはおかしかったですね。





…で、後編のなんと言っても圧巻はラストカット。まんまと宝石をせしめた榎本が見せるニンマリとした微笑み。
これで終わるところが洒落てました。





最終回まで主人公の正体がバレない稀有なドラマでした。





大野智主演の連ドラは今後はいつ見られるんでしょうか?
神のみぞ知る…ですね。