医療ドラマはネタ詰め込みは厳禁…「アンサング・シンデレラ」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、エンドロールバックに映像だけで見せる患者のその後は洒落てて、薬剤師が寄り添い続けているのが、薬の袋で分かるのはちょっと感動的なんですが、




どうも、肝心の中身は、話がガチャガチャしすぎです。




フジテレビ  木曜22時
「アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~」第2話

主演…石原さとみ
脚本…黒岩勉
演出…田中亮




今回はマイコプラズマ肺炎の息子が薬を服用するのを嫌がり苦労する母親のエピソードと、




足を切断しなければいけないほど悪いのを隠し、痛み止めの薬を隠れて服用して、不整脈を起こしてしまう父親のエピソード。




この二つで良いはずなのに、もう1つ医療麻薬の管理チェックにマトリが来てのバタバタまでありました。





私めは医療ドラマの批評を書くときに度々書いていますが、1話の中にあれもこれもとエピソードを詰め込むのは、それぞれのエピソードが薄まったり中途半端になったりして感動が薄れがちです。




今回のこのドラマはまさにそうでした。
マトリのエピソードを無くして、2組の親子と薬剤師の関わりようを描くだけで良かったはずです。




みどり(石原さとみ)と刈谷(桜井ユキ)の患者とのスタンスの違いなども、より鮮やかに描けたはずです。




惜しいんですよね、このドラマ。
キャストたちの演技は悪くないので、脚本、演出に頑張ってほしいです。





今回の評価は…