千葉雄大と門脇麦の丁々発止…「40万キロかなたの恋」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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やはり、このドラマ面白いです!
千葉雄大、「いいね!光源氏くん」に引き続きスマッシュヒット的な快進撃ぶりを見せてます。



テレビ東京  金曜24時12分
「40万キロかなたの恋」第2話

主演…千葉雄大
脚本…玉田真也
演出…椿本慶次郎



宇宙船にわざわざスクリーンを持ち込み、何度も繰り返し好きな映画を見ている、かなりの映画好きである高村(千葉雄大)。




気になるカットでは映像を止めて新たな発見をしたりして、光と影が織り成す芸術を堪能している姿がいかにもマニアックな感じで、それをすんなりと演じてイヤな感じがしないのが、千葉雄大の強みです。




地球から管制官の三好(矢本悠馬)が高村がリクエストした溝口健二の「元禄忠臣蔵」ではなく稲垣浩の「忠臣蔵」を送ったらキレるあたりはいかにもでした。




管制官の三好役の矢本悠馬のいい加減さ、もう一人の管制官、鹿島を演じる小松利昌の高村への過剰な気の遣いよう、いずれも良いキャラです。




このドラマの見どころはひねくれ者の高村と、元カノで気の強い鮎川(門脇麦)との40万キロ隔てての丁々発止の口喧嘩。




今回も派手にバトルしてましたね。ホントは好きだったのに別れることになった者同士のケンカだと分かるところが二人の演技の上手さです。




ピンチを切り抜けた高村に、スクリーンで花火なんか見るかと文句を言われたので、




もっと大きいスクリーンとなった物に投影し鮎川が見せてあげるシーンは洒落てました。




このドラマ、脚本もよくできてます。
AIのユリ(声…吉岡里帆)が高村の心理の裏側まで読めるようになっていて、高村と鮎川の関係に嫉妬していくようです。




名作「2001年宇宙の旅」のようにAIが反逆するのかもしれませんね。
あと2話しかありませんが、先が楽しみです。




今回の評価は…