あまり前面には立たず、澪(小芝風花)が、幼なじみの藍がクズ男に騙されそうになるのを救う…というのがメインのエピソードでした。
テレビ朝日 土曜23時15分
「妖怪シェアハウス」第3話
主演…小芝風花
脚本…西荻弓絵
演出…山本大輔
小芝風花って独特の魅力がある女優さんですよね。ダメダメなんだけど一途に頑張るピュアさ、
過去の女優さんでは、若い頃の深津絵里に通じるものがあります。
人を疑わず、人を信じて、親友を応援しようと必死になるピュアさは、演じ方次第ではわざとらしくなったり、あざとくなったりしがちですが、
そうならないところが小芝風花の強みで、今回はそんな彼女の良さがシンプルに出た回でもありました。
藍の彼氏役で渋谷謙人が出てきた時点で、あ~こいつワルいヤツで騙されてるわ~ってすぐに分かりましたね。
人を見抜く目を持つ酒井も、クズ男のことを覚えていて、過去の悪行を暴いてくれました。
鬼に横道なし…
酒呑童子が最期に言った言葉だそうですが、鬼は卑怯なまねはしない…
というのが面白いですね。
退治に来た武将たちに騙されて討ち取られたために、その怒りの言葉なんだそうです。
卑劣なクズ男に怒るあまり、澪も角がはえて鬼の形相になりました。
酒ばかり飲んだくれていても女性にはモテるし、チャラチャラしていない酒井の武骨さは、毎熊克哉にぴったりの役です。
次回はゲスト妖怪で片桐仁演じるアマビエが出るみたいです。
楽しみですね。
今回の評価は…