フィクションなんですから、現実にはなかなかそんな人いないだろ!って頭ごなしに否定するつもりは無いんですがね。
どうもね、ちょっと鼻についてしまうんです。
石原さとみの圧の強いオーラのせいもあると思いますが…
フジテレビ 木曜22時
「アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~」第6話
主演…石原さとみ
脚本…黒岩勉
演出…相沢秀幸
今回はみどり(石原さとみ)と抗生剤をかかりつけの個人病院に処方されていたのを隠していた高齢の女性、早苗(高林由紀子)とのエピソードと、
新人薬剤師のくるみ(西野七瀬)と、服薬指導することになった月経困難症に苦しむ若い女性とのエピソードの2本立てでした。
どちらかに絞ってほしかったのですが、共感が持てたのは早苗の方で、家族も無く仕事一筋に生きてきた女性のリタイア後の孤独、
そして、総合病院ではないがしろにされ、たまたま入った個人病院で、じっくり話を聞いてもらえ、心の支えになるという切なさは、グッと来るものがありましたが、
みどりが過剰なまでに早苗のことを探り、かかりつけの病院を見つけ出し、その医師(佐土井けん太)が抗生剤を処方したのを責める姿は、
患者のことを考えての行動とはいえ、逸脱している気がしてならないので、話に乗れないのです。
患者さん思いの医師が抗生剤を処方してしまうのも理解に苦しむ部分もありましたしね。
くるみの方はくるみのインスタから、薬がきかない理由を探りだす話でしたが、どうもこのくるみというキャラに魅力がないので、いくら頑張っても心を動かされません。
このドラマ、惜しいんですが、私めを素直に感動させてくれません。
今回の評価は…