みんなに愛された慶太=三浦春馬…「おカネの切れ目が恋のはじまり」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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感想を書く前に、代役を立てて撮り直すわけでも、完結を断念し作品をお蔵入りするわけでもなく、




全4話で1つの作品として完結させ、三浦春馬最後の連ドラを世に残してくれた、キャスト・スタッフの皆さんに感謝の言葉を捧げたいと思います。
ありがとうございました。




TBS  火曜22時
「おカネの切れ目が恋のはじまり」最終回

主演…松岡茉優
脚本…大島里美
演出…平野俊一




回想カットで、3話までの三浦春馬の出演部分を使い、三浦春馬が出ていなくても存在を感じさせる巧みな作りで最終回をしのぎきりました。





慶太(三浦春馬)がフラッといなくなった後、慶太の代わりに玲子(松岡茉優)のそばで寄り添ってくれたのが、慶太が可愛がっていたペットロボットの猿彦でした。




慶太の着ていたアロハシャツに似たものを着て、つぶらな目で玲子と向き合う姿に、




もし、三浦春馬が生きていたら、慶太が父親(石丸幹二)を訪ねていく玲子に寄り添っていたんだろうなと想像させました。




慶太がいないことで、玲子はじめ、板垣(北村匠海)や、慶太の両親(草刈正雄、キムラ緑子)、同僚たちが慶太のことを語るシーンがありました。




それぞれにいかに愛されていたかが分かり、それはいかに三浦春馬が皆に愛されていたかにも重なりました。




心の奥に苦しみを抱えながら、最後まで笑顔を崩さず、キラキラと輝き続けた三浦春馬のプロフェッショナルさに頭が下がりました。




慶太がフラッと帰ってきたことを感じさせる終わり方も洒落てましたね。





最終回は点数の評価をあえてせずに終わりたいと思います。