丁寧に作られた不倫ドラマ…「恋する母たち」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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新型コロナでこんな時代になる前から企画は決まっていたでしょうから仕方ありませんが、何もこんな時期に不倫ドラマやらなくてもね~って思われる方もいらっしゃるでしょうね。




「#リモラブ」のように軌道修正がきくオリジナル脚本ならまだしも、柴門ふみの原作がありますから勝手に変えるわけにもいきませんし、ま~コロナのことは忘れて見ることにします。





TBS  金曜22時
「恋する母たち」第1話

主演…木村佳乃
脚本…大石静
演出…福田亮介




このドラマに関しては、たまたま丁寧なナビ番組を事前に見ていたので、主人公の杏(木村佳乃)はじめ優子(吉田羊)やまり(仲里依紗)らそれぞれの家庭が抱える事情も頭に入っていました。



ま~それをより丁寧に確認していくってだけで、あまりああいうナビ番組は見ない方がいいなと今更ながら思いました。





ただ3人の母たちの事情をごちゃつかせず、手際よくさばいて次回以降に興味を持たせた大石静の脚本はさすがベテランらしい巧みな筆さばきでそれは感心しました。




それにしても失踪したままの杏の夫(渋川清彦)も部下と不倫して妻を相手にしないまりの夫(玉置玲央)も相当ひどい夫ですね。




ひどくはないけど、なまじ文学賞を取ったから勘違いして銀行マンから小説家になり、その後はさっぱりで引きこもりの息子に何も言えない優子の夫(矢作兼)も、かなりお困りの夫ですが…




あとは3人の不倫相手がどう魅力的に描かれるかですね。
初回を見る限りは阿部サダヲのバツ3の落語家にはそれがありましたが、



小泉孝太郎や磯村勇斗にはまだそれがありませんでした。
これからですかね。




母たちを演じる3人はきっちり役柄を演じていて適役です。
特に仲里依紗が良いです。




今回の評価…