あざといけれど見てしまう異色学園ドラマ…「先生を消す方程式。」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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また田中圭かよ!といささかうんざりした気分で、あまり期待もせず見始めましたが、これが意外に面白く…




あざといと言えばあざといんですが、見続けても良いかなと思ってしまいました。
好きずきがあると思うので皆さんにオススメとはいきませんが…




テレビ朝日  土曜22時
「先生を消す方程式。」第1話

主演…田中圭
脚本…鈴木おさむ
演出…小松隆志



東大進学率が高い進学校で、しかも名士の子女がいるクラス、生徒は担任をメンタル的に追い込むのをゲーム感覚で楽しんでいて、




そこに新担任としてやってくるのが主人公の義澤(田中圭)




ニコニコと笑顔を絶やさない義澤は、早速、生徒たちの標的になりますが、




謎めいた義澤は、やられっぱなしではなく、恥をかかせようとした女生徒には難問を解いてみせ逆に恥をかかせ、





土下座させ床を舐めさせた大企業の御曹司には、その映像を撮って訴えると脅して謝らせます。





主人公の義澤がなかなか手ごわいところがこのドラマのミソで、表面は義澤を慕っているげに見えながらトップの生徒を操る副担任の頼田(山田裕貴)や、従順な優等生に見えながら実は陰のリーダーである藤原(高橋文哉)を刺激してしまい、





義澤を消す、つまり殺そうという物騒な話に急展開します。





ピリピリした教師と生徒の関係性という意味では「3年A組」のようなヒットを狙ったらしき、あざとさは感じましたが、ひと癖ありげな田中圭の演技が良かったり、




アブナいキャラを演じさせると輝く山田裕貴の裏の顔っぷりが良いために、今後の義澤との攻防が楽しみになりました。




田中圭はこういう皮肉な役こそ、真価を発揮すると私めは思っているので、この役は期待できます。




あと、優等生・藤原役の高橋文哉は、「仮面ライダー」に出ていたようですが、亡くなった三浦春馬の若い頃に顔つきや声が似てますね。
三浦春馬の再来と呼ぶにはまだ気が早いですが、ちょっと注目したいと思います。




今回の評価は…