そうです。このドラマはクセの強い脚本家、遊川和彦のドラマなんですからね。
日本テレビ 土曜22時
「35歳の少女」第9話
主演…柴咲コウ
脚本…遊川和彦
演出…大谷太郎
前回のラストで倒れてしまった多恵(鈴木保奈美)はくも膜下出血で倒れたようです。
意識不明の状態で、結人(坂口健太郎)が見つけてくれた多恵が吹き込んだテープを聞いて、元の望美(柴咲コウ)に戻り、愛美(橋本愛)と多恵の意識が戻るよう懸命になるのでした。
前回の記事に書いたように、望美のあまりの変わりように違和感があったので、元に戻りホッとはしましたが、あれは何だったのか?とゲンナリもしました。
意識を戻した多恵が、愛美にかけてあげた言葉も、これまでの愛美に共感できていないので、せっかくの泣けるシーンなのに、少しも泣けませんでした。
これまでの過剰な描写が、こんなところに響いてしまうんですね。
遊川脚本はそのへんのさじ加減がうまくいかない作品が結構ありますね。
さて、このドラマ、どうケリをつけるんでしょうか?
今回の評価は…