この幸せが続きますように…「姉ちゃんの恋人」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めはこのドラマがハッピーエンドで終わることを切に願っている一人です。




今回は度々、セリフに「幸せ」という言葉が出てきましたが、幸せでいることのもろさ、難しさを改めて突きつけられたように感じさせられる回でした。





フジテレビ  火曜21時
「姉ちゃんの恋人」第8話

主演…有村架純
脚本…岡田惠和
演出…本橋圭太




前回のラストで再会した元カノ(小林涼子)に、真人(林遣都)は執拗に今幸せか?と聞いた上でこう言います。



「頼むから謝ったりとかしなくていいから、幸せでいてくれ。ずっとうまくいかないことあっても、幸せになることから逃げないでくれ。そうすれば俺は君を守れたことになるから…」




元カノに対面して最初の内はあの時を思い出し手が震えてしまう真人でしたが、





話すうちにこれまでの真人ではない過去を乗り越えた逞しさを見せ始め、今自分は世界中に言いたいくらい幸せだと、堂々と話します。





幸せになることを諦めていた真人がよくここまで来たと、嬉しくなるシーンでした。





そんな過去を乗り越えた真人の強さを表現しようと、ちょっと足がぶつかったくらいで白昼なのに絡まれ殴られながら桃子(有村架純)を守るシーンが用意されました。




そんなことある?酷すぎない?とは思いましたが、そのシーンに流れる和輝(高橋海人)のナレーションが良かったです。




「この世界は愛だけで成り立っているわけじゃないし、いい人だけしかいないわけじゃない。一歩道を曲がればそこには得体の知れない悪意とか暴力とかがあって、それはきっと無くなることはなくて…」




「僕らにできることは誰かにしっかりつかまって、誰かとしっかり手をつないで、自分たちを守るしかないんだ。でないと不幸への落とし穴はそこら中にある」




ちょっと長くなりましたが、うん、確かにそうだと思いましたね。





いつ、どんな不幸への落とし穴があるか分からないんです。
その落とし穴に落ちた真人だからこそ、真人が今感じている幸せは、ひときわ強いものなんでしょうね。





真人の母、貴子(和久井映見)が自分の夫がなぜ自殺したかを語るシーンも胸に響きました。
和久井映見の声って、心にしみるんですよね。
若い頃からそうでしたが…。





このままハッピーエンドで終わってほしいです。
今回の評価は…