名脇役がゾロゾロ出てくる楽しさ…「バイプレイヤーズ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

第3シリーズはやけにパワーアップし、正直面食らいました。




テレビ東京の深夜ドラマになんでこんなにゾロゾロ役者が出てくるのか?
どうやらこのドラマが映画化されるようで、その撮影と並行してドラマも撮影したからこそ可能になったようです。





テレビ東京  金曜24時12分
「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」第1話

脚本…ふじきみつ彦
演出…松居大悟



今シリーズはバイプレウッドという撮影所で、テレビ各局の連ドラが同時に撮影されており、その各局の現場で起きるゴタゴタを描くようです。



第1、第2シリーズに出た松重豊、遠藤憲一、田口トモロヲ、光石研たちは、そこで映画を脇役ばかりが出る映画を撮っているという設定で、




その撮影所で起きた100日間にわたるゴタゴタを、松重豊がナレーションして振り返るという形になってます。




その各局の連ドラというのがいかにもなドラマばかりで、





第1話でフィーチャーされたのは、テレビ東京が作る役所広司主演の刑事ドラマ「チーム7」。





しかし、役所広司がハリウッド映画のスケジュールがずれこんで急きょ降板。
チームのメンバー6人のベテランたち(渡辺いっけい、近藤芳正、勝村政信)と若手たち(柄本時生、志田未来、杉野遥亮)のどちらが主演を代わるかでもめ始めます。





第1話のゲストで来ていた濱田岳も巻き込まれてしまい、ゴタゴタをおさめようとするという流れ。




このドラマは役者が本人役を演じるのがミソで、その人の素のような感じを素のようにさらりと演じる技量が問われるんですが、




今回はゴタゴタにあまりリアリティーが無くて、みなキャラを作り演じているのが不満でした。



柄本時生がベテランたちに、自分たちはまだ主演するチャンスはあるけど皆さんは…と言って怒らせるあたりは面白かったですけどね。




各局が首相の辞任会見を放送し、テレビ東京だけがドラマを放送したので、驚異的な高視聴率を取るというオチも、テレビ東京らしい自虐ネタでおかしかったです。



これから出てくるだろう各局のドラマは
4が長谷川京子、りょうのW主演の学園ドラマ「CTO」
5が原田龍二主演のサスペンス「わたしの番です」
6が向井理主演の銀行ドラマ「大合併」
8が観月ありさ主演の医療ドラマ「DoctorZ 5」

面白そうですよね、どれもパロディになってて(笑)




ドラマ好きには気楽に楽しめる作品です。
今回の評価は…