このドラマは民放では2010年、フジテレビ「素直になれなくて」(瑛太、上野樹里)以来、実に11年ぶりの連ドラになるわけです。
おのずと力が入っているであろうことは想像に難くありません。
そのやる気というか押しの強さをグイグイと感じる初回でした。
日本テレビ 水曜22時
「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第1話
主演…菅野美穂
脚本…北川悦吏子
演出…南雲聖一
このドラマの主人公、水無瀬碧(菅野美穂)は売れっ子の恋愛小説家。
しかし、ミステリーに初挑戦したら失敗、連載も打ち切られ、映画化の話もボツ。
豪華なタワマンのローンはまだ残っているので、いきなりビンチ。
新たに担当になった編集者、橘(川上洋平)にすすめられ、また恋愛小説を書こうとするが…という展開。
天然で浮世離れしていて、恋愛体質なのに、ちょっと恋愛とはご無沙汰な碧を、菅野美穂はそれなりに演じてますが、
菅野美穂も久しぶりの連ドラなのに、この程度の役なのかと、私めは正直がっかりしました。
ま~期待はしてませんでしたが…。
碧にしても、浜辺美波が演じる碧の娘、空にしても、菅野美穂や浜辺美波を活かすより、こんな役をやってもらいます!という脚本家の意志を感じるドラマでした。
だから、どちらにも私めは魅力を感じませんでした。
碧の幼なじみでまだ独身の鯛焼き屋の沢村一樹、
碧の担当編集者役で、雰囲気今どきイケメンの川上洋平(演技が微妙と思ったらミュージシャンなんですね)
碧も空も出会ったイケメン整体師役です東啓介
(演技がクサイな~と思ったら舞台で活躍してきた人なんですね)
そして、空の通う大学のイケメン役の岡田健史
いろんなパターンのイケメンを揃えましたのでいかがですか?的なキャスティング。
これも北川悦吏子先生のご意向が在るかもしれませんが、
初回を見る限り、どのキャラにも魅力を感じませんでした。
さて、どうなりますかね。
オタクの娘と、恋愛とはご無沙汰だった母が恋をするんでしょうが、どこまで面白くなりますか。
初回はとかく上滑りでした。
今回の評価は…