さまざまな顔を演じ分ける広瀬アリス…「知ってるワイフ」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

このドラマ、回を重ねるごとに内容に深みが増していて、主人公の元春(大倉忠義)が夫婦のありようを改めて考え直させられていくさまをじっくりと描いてくれそうですね。




元春が過去に戻ってやり直した新たな世界と、元いた前の世界の回想がどちらも織り交ぜて描かれており、大倉忠義も、広瀬アリスもさまざまな顔を演じなければなりません。





フジテレビ  木曜22時
「知ってるワイフ」第3話

主演…大倉忠義
脚本…橋部敦子
演出…山内大典




元いた世界でのくたびれた感じと、回想での澪(広瀬アリス)と交際していた頃の溌剌とした感じ、そして新たな世界でのそれなりに幸せな感じ、この3つを演じ分けている大倉忠義も評価していますが、




もっと演技の振り幅を要求される広瀬アリスの方をより評価したいと思います。




回想での知り合ったばかりの頃の初々しさ、キラキラした笑顔、
それが妻になり子どもができ元春に毒づくようになってしまった変貌、
そして新たな世界での仕事に励む生き生きした姿、





割と同じような演技ばかりさせられてきた広瀬アリスが、これだけいろんな顔を演じ分けられるんだなと、やけに感心させられました。




役者さんはいくらポテンシャルがあっても、それを引き出すスタッフに恵まれないと、という好例ですね。




新たな世界で澪と他人のふりをする元春の複雑な感情、澪は怪しんでいるようですし、澪の母(片平なぎさ)はなぜか知っていて、まだまだ先が読めません。





今回の評価は…