あまりにやり過ぎで興ざめ…「バイプレイヤーズ」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は見ていて興ざめでした。
明らかにやり過ぎで、リアリティーのかけらも無く、このドラマ本来の良さから離れてしまう危うさを感じました。




テレビ東京 金曜24時12分
「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」第3話

脚本…ふじきみつ彦
演出…淺野敦也



今回の演出はこのドラマのプロデューサーでもある浅野敦也。
そのせいかどうか分かりませんが、今回はこのドラマに観月ありさや寺島しのぶが出てくれて…というスタッフのはしゃぎぶりが、うかがえるような内容でした。




それってこのドラマの趣旨とズレてますよね。
脇役の方に光を当てて、脇役たちのありようや本音をリアルに描くからこそ面白いドラマだったはずです。




…なので、今回はふせえりや森下能幸といったクセの強い名脇役が出ていながら、観月ありさや寺島しのぶ、滝藤賢一らの過剰な存在感や大袈裟な演技にかすんで、彼らの良さがすっかり薄れてしまいました。




コンプライアンスというテーマ自体、脇役を描くのに適したテーマだったかも疑問で、




滝藤賢一のコントのようなサムいおふざけを延々と見せられた回でした。




いろんな意味でただただ勿体ない、残念な回でしたね。
今回の評価は…