テレビ朝日 土曜23時30分
「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」最終回
主演…生田斗真
脚本…福田靖
演出…豊島圭介
ここまで一人で書いてきたのに、第9話はベテラン脚本家が書くことになり、最終回に専念するように命じられた圭佑(生田斗真)
こんな助っ人的なベテラン脚本家って実際いるんだろうな…という感じで、すぐに書けちゃうみたいだし、
圭佑が最終回どうなるかまだ考えてないと言うと、だったらどうにでもなるようにしときます…と、めちゃくちゃ融通がきく感じ…(笑)
最終回、どうするか悩んでしまう圭佑。
すると圭佑の家にわざわざ主演の八神(岡田将生)が訪ねて来て、第9話も圭佑が書いてくれと熱望します。
ベテラン脚本家が書いた第9話は、どこかで聞いたようなセリフや、見たような展開ばかりで、作品への愛情が感じられないからイヤだと言うんです。
そりゃそうでしょうね、悩まずにスラスラって適当に書いただけでしょうからね。
でも、脚本家にとってこんな嬉しいことはないでしょうね。
八神のためにどんな要求ものんで書いてきた甲斐があったってもんです。
意を決して東海林P(北村有起哉)に申し出たら、お前と心中すると、のんでくれました。
今回は最終回だけあって、今まで圭佑を苦しめたり困らせたりしてきた八神も、東海林も、ツルツル男(浜野謙太)も米虫先生(矢柴俊博)も、
みんないいこと言ったり、圭佑との関係性が良くなったりでした。
見えないツルツル男だけ残されてオタオタする米虫には笑いましたね。
ありきたりなハッピーエンドではなく、切ない終り方にしたのは奈美(吉瀬美智子)のアドバイスあってのもの。
八神が最終回を一緒に見たいと吉丸家に来て見ているのには驚きました。
実際にはそんなことまず無いんでしょうね。
福田靖の願望を感じました。
奈美のヴァンパイアものの小説がベストセラーに。
そのドラマ化の依頼が来て、圭佑が書くことになりました。
圭佑のアシスタントも手伝ってくれていた桜子(土村芳)はちゃっかり脚本家になってましたね。そんな簡単じゃないと思いますが…
もっと面白くなりそうでしたが、何となく物足りなさのある連ドラでした。
今回の評価は…