2021冬ドラマアカデミー賞…最優秀主演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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冬ドラマアカデミー賞、続いては最優秀主演女優賞。




冬ドラマで最終回まで記事を書いた女優主演ドラマは5本でした。




その5人とは…

「オー!マイ・ボス!」
上白石萌音

「にじいろカルテ」
高畑充希

「モコミ」
小芝風花

「その女、ジルバ」
池脇千鶴

「天国と地獄」
綾瀬はるか



ハイレベルな戦いになりました。
一人一人、寸評すると…




上白石萌音
「オー!マイ・ボス!~恋は別冊で~」



上白石萌音の愛らしい良さが、いきいきと画面にみなぎる感じのドラマでした。



仕事に恋にと頑張る姿を応援したくなるのは、この人ならではですが、あまりこの手の役ばかりになるのも考えものですね。





高畑充希
「にじいろカルテ」



病気を抱えながらも村の診療所で、村人たちと明るく接する医師を魅力的に演じました。




一緒に住む井浦新や北村匠海とのやりとりが回を重ねて息が合い、どんどん面白くなりました。




小芝風花
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」



特殊能力を持つ不思議な少女をふんわりと演じて序盤は良かったんですが、作品的にヒロインの特徴をうまく活かせず、魅力的なキャラになれずに終わりました。




これまで演じてきた明るく元気な頑張り屋さんとは違う役なので期待していたんですが…





池脇千鶴
「その女、ジルバ」



初回のさえない感じには驚かされましたが、どんどん自分らしさを取り戻し魅力的な女性になっていく過程を実に巧みに演じました。




もっと評価されてしかるべき人なので、このドラマが注目されたのは喜ばしいことでした。





綾瀬はるか
「天国と地獄~サイコな2人~」



入れ替ってからの演技のスゴさは高橋一生ともどもお見事でした。
フワっとしたキャラの綾瀬はるかも良いですが、凛とした鋼のような強さを見せる綾瀬はるかも実に良いですね。



入れ替った後に血まみれの殺人動画にはゾッとしましたし、ここまでやるかとその覚悟に打たれました。





以上、5人から最優秀主演女優賞に選んだのは…




綾瀬はるか
「天国と地獄~サイコな2人~」




心情的には池脇千鶴にとも思いましたが、やはり綾瀬はるかを選んでしまいました。
これは高橋一生と二人あわせての受賞とも言えます。




入れ替りという非現実的な設定を、気にならずに視聴者に見せるには演者の力量が非常に重要です。




綾瀬はるかの中に高橋一生が、高橋一生の中に綾瀬はるかがいるように演じるという難題を見事にクリアしていました。