前回より格段に良くなった…「珈琲いかがでしょう」第2回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回も2つのエピソードによる2本立てでしたが、前回と違い、1つめのエピソードに2つめがつながっていき、夢の挫折と再生というテーマでリンクしているのが見事でした。




特に後半の「だめになった珈琲」はこのドラマはこうあってほしいと思える良い話でした。




テレビ東京  月曜23時06分
「珈琲いかがでしょう」第2回

主演…中村倫也
脚本…荻上直子
演出…森義隆




前半の「キラキラ珈琲」は地方から東京に憧れ、青山(中村倫也)の移動販売車に乗り込み上京してしまった少女、雅(山田杏奈)が、




結局はそんな少女を食いものにするワルいヤツらにいいようにされそうになるも、青山に救われ、憧れの東京に幻滅してしまう話でした。





ま~よくある話ではありましたが、甘い誘いの恐ろしさを印象づけ、雅に当初は優しかったのに、部屋に行ったら豹変する礼(臼田あさ美)に東京の怖さを感じました。





後半はその礼が今度はメインキャラで、画家を友人とルームシェアしながら目指していた礼が、




夢やぶれてワルいヤツらと付き合うようになってしまうまでを、ダメになったエスプレッソマシンとリンクしながら描かれました。




今の自分を決して良いとは思っておらず、青山のアドバイスでエスプレッソマシンを修理し、またやり直す気になる…という話でした。




「苦みを知ったからこそ描けることがあるのでは…」という青山の言葉は、見事に礼の渇いた心に響いたようです。




そっと寄り添い、気づきを与える青山の名言は今後も聞けそうですね。




さまざまな顔を演じた臼田あさ美の好演も光っていました。




このドラマを見るとコーヒーが無性に飲みたくなります。





しかし、青山をペイ(磯村勇斗)は人殺し言ってましたが、誰をなぜ殺したのでしょうか?





雅を助けるときにワルいヤツらがビビる静かな凄みは確かに、人殺しでも不思議ではない片鱗をのぞかせました。





今回の評価は…