小吉一家の人情ばなし…「小吉の女房2」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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連ドラで続編が前作より内容的に上回るのはなかなか無いことです。




このドラマも、残念ながら前作の方が良かった…ということになりそうです。




NHKBSプレミアム  金曜20時
「小吉の女房2」第5話

主演…沢口靖子
脚本…山本むつみ
演出…宇喜田尚




今回はお信(沢口靖子)と小吉(古田新太)がからんだ人情ばなしではありましたが、それぞれの良さはあまり際立ってはおらず、このドラマならではの面白みには欠ける回でした。





天保の改革で当時人気を博した娘義太夫も弾圧を受け、その見習いだったお峰(福本莉子)は難をのがれ、




新門辰五郎(市川右團次)が小吉夫婦に奉公先が決まるまで預かってほしいと頼みに来ます。




辰五郎は小吉の家は家計が苦しいのを察していて小判を何枚も置いていきますが、小吉夫婦はそれはお峰のためにと取っておくのでした。




更にお峰が義太夫の台本を大切に持っていて、密かに唄ったりしているので、発表の場を作ってあげようと内輪で設けるのですが…




町方に知れてしまい、同心が踏み込んできます。しかし、それは小吉夫婦も想定済みで、お信がすりかわって、うまく言い訳しました。




お峰はのちに娘義太夫になったというおまけもついた人情ばなしでした。
後味のよい終わり方で良かったです。




今回の評価は…