TBS 金曜22時
「リコカツ」第5話
主演…北川景子
脚本…泉澤陽子
演出…坪井敏雄
紘一も咲も自分の仕事に真摯に向き合って励むタイプだけに、悲しいかなまた溝ができてしまうのが切なかったですね。
まず咲は異動になった文芸部で、何とか成果を出さなければ…と、担当になった作家、水無月(白洲迅)に新作を書いてもらおうと必死です。
その熱意や真摯さが伝わったからか、水無月は咲を気に入り、何かと呼び出したり、電話をかけてきたりします。
どうやら水無月はちょっと落ちめらしく、咲のアドバイスで新境地を拓こうとするのですが、良い作品が書けるか不安のようなのです。
そのあたりのナイーブさを白洲迅が好演してますね。
…で、水無月に振り回されるがあまり、咲は紘一と向き合う時間が減っていってしまいます。
そんな中、タイミング悪く基地まで遠距離を自動車通勤している紘一は渋滞にはまり、任務を後輩に代わってもらい、その後輩がケガをする出来事が起こります。
隊長からも基地の近くに住んでは？と言われていた紘一は猛省し、咲に引っ越さないかと言い出したいのに、咲が忙しくて話せぬままになってしまいます。
事情をちゃんと説明せずに、一方的に引っ越しを言い出すので、紘一と咲は大喧嘩。
それぞれ仕事を大事にする以上、歩み寄れないとまた離婚をする方へ向かってしまい、遂に咲も離婚届にサインしてしまいます。
紘一と咲の父たちも突きつけられた離婚届にサインし、その3枚を同時に見せていくシーンは、洒落てましたね。
3組の夫婦はどうなってしまうんでしょう？
強気だった紘一の父(酒向芳)も一旦帰ってきた母(宮崎美子)に見事に突き放され、遂に観念しましたね。
酒向芳の頑迷オヤジぶりがいかにもで良いですね。うろたえぶりがツボです。
今回の評価は…