なかなか捨てられないものですね。
先日、衣替えをよい機会にだいぶ着なくなった服は捨てましたけどね。
今回のこのドラマのサブタイトルは「私はこれを捨てられません」
いろいろ考えさせられました。
NHK 金曜22時
「半径5メートル」第3話
主演…芳根京子
脚本…橋部敦子
演出…岡田健
前回は風未香(芳根京子)と山辺(毎熊克哉)のくだりが長くて、宝子(永作博美)とのからみや仕事がらみが少なかったので不満でしたが、今回はまた元に戻りホッとしました。
ただし、面白かったのは風未香が書いた断捨離おすすめ記事に影響され、家財を捨て始め、ダイニングテーブルまで捨ててしまった母(いしのようこ)と、それに怒った父(小林隆)のエピソードでした。
「リコカツ」の後に見たために、てっきりここも熟年離婚かと勘ぐってしまいましたが、
一番長い時間、家にいる母がこれから自分がやりたいことのために住空間を変えたいというポジティブな話でした。
こういう時に男は過去にしがみつきがちで、家族みんなで食事をした思い出の詰まったダイニングテーブルをそのままにしておきたかったんですね。
それと、この父親の言葉で私めに刺さったのは、職場で自分もだんだん用済みみたいに感じてきているので、
捨てられるダイニングテーブルを自分に置き換えてしまい、余計にイヤだったんですね。
でもリサイクルショップでテーブルが新たな持ち主に買われていきまた活用されるように、父親も新たなことで自分を活かす道もあるかも…と説得され、最後は夫婦で仲良くリビングでヨガをやってました。
そういう断捨離のちょうちん記事ではなく、もっと本質を突く記事を書くように仕向けた宝子が、お見事でした。
編集長(真飛聖)と宝子の意味深な会話は気になりましたね。何か宝子の身に不穏なことがあるようです。
今回の中で宝子がいろんな人に問うた「あなたは無人島に1つだけ持って行くなら何を持って行くか?」という質問に、私めも考えてしまいました。
いまだに答えが見つかりません。
無人島でテレビは見られませんからね(笑)
皆さんは食べ物や服以外なら何ですか?
今回の評価は…