福澤演出は良かれ悪しかれ…「ドラゴン桜」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第1話、2話を演出した「ミスター日曜劇場」福澤克雄ディレクターに担当が戻りました。





良くも悪くもエッジのきいたパワフルな演出をする人なので、それが今回も功罪が顕著に出ました。





TBS  日曜21時

「ドラゴン桜」第5話


主演…阿部寛

脚本…李正美

演出…福澤克雄





東大専科に桜木(阿部寛)は新たに発達障害の健太(細田佳央太)を入れようとします。





成績が著しく悪い健太をなぜ入れるのか水野(長澤まさみ)も他の生徒たちも疑問だし、健太の担任田村(山田キヌヲ)や幼馴染の小杉(志田彩良)は猛反発します。





しかし、桜木は以前、健太が雨が降るのを正確に予言したあたりから、健太の潜在的な能力に気づいていて、





健太の関心のあることから教材を与え、凄まじい勢いで、健太は学力を身につけていきます。





そんな中、再度、理事長(江口のりこ)が肝いりの有名大学コースにいる藤井(鈴鹿央士)と東大専科が対決することに。





藤井が健太をコケにするシーンは福澤演出だと、ホント憎々しくて、こんなヤツあとで東大専科に入ってもどうなんだ?と思えてしまうほどの酷さ。

脚本、演出ともにやりすぎではと思えてしまいました。





ま〜それは、後で藤井に勝つ時のヤッタ〜!感がより高まるための計算ずくのことなんでしょうが、そこに違和感がありました。





今はいいヤツらになりましたが、初回の不良二人も酷かったですからね。




 

健太の担任田村も、すごくイヤな感じでしたが、急に生徒思いのいい先生になったり、





東大専科をつぶしたがってそうな悪玉ボスっぽい理事長も、多様性についてしっかりした考えがあって健太のような生徒を受け入れていたり、





そういうことなら、あんなミスリードな敵役フリは抑えてよいのにと思ってしまいます。





どうも日曜劇場らしさに寄せるほど、このドラマらしさが薄れるきらいがあります。





小杉は父親にDVを受けているようですが、どう桜木が救うんでしょうか?




今回の評価は…