大事な人を失いたくない駿…「着飾る恋には理由があって」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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くるみ(川口春奈)と駿(横浜流星)はお似合いでいい感じに親密さを増していたのに、葉山社長(向井理)が、ルームシェアの生活に転がり込んできて…





TBS 火曜22時

「着飾る恋には理由があって」第6話


主演…川口春奈

脚本…金子ありさ

演出…塚原あゆ子





葉山がくるみにとって憧れの人と知ってるので、駿にしてみれば心中おだやかではないんですが、





人たらしな面のある葉山と同じ屋根の下で暮らすと魅力的な人物だと分かるわけです。




駿がスペインで働いていた店に葉山も通っていたようで、駿の料理人としての才能の高さも褒めてくれましたし…




ミニマリストであろうとする駿の口癖は「余計なものは要らない」





これは大事なものや人をもう失う悲しさを味わいたくないってことなんでしょうね。





だから、葉山に店を持ったらいいのにと勧められても、店をつぶした過去の失敗もあって、ムキになって反発するし、





くるみに対しても、突き放すように距離をおこうとするのです。

今回はそのあたりの駿の葛藤が丁寧に描かれましたね。

横浜流星が繊細に演じてましたし、演出の塚原あゆ子が巧みに引き出してました。





ゴチャゴチャ言う駿の口を指でつまんで閉じさせ、くるみは変わらぬ駿への愛を訴えます。






川口春奈のまっすぐな強さは、ここ最近の川口春奈の進境を示していました。





ヒロインの脇のポジションになると自らが主演時より魅力的になる向井理は、今回も駿より大人な男ぶりを自然に演じてました。





「いつかは、今から」とくるみにアドバイスし背中を押した言葉は印象的でした。





今回の評価は…