前回ラストに登場したオダギリジョー演じる体操で出会った男、ソフトな雰囲気で第2章はこの男ととわ子(松たか子)との恋がらみかと予想したら、
流石!ひねくれ坂元裕二脚本だけに、そんな甘い話のわけがありませんでした。
フジテレビ 火曜21時
「大豆田とわ子と三人の元夫」第7話
主演…松たか子
脚本…坂元裕二
演出…池田千尋
その男、小鳥遊と書いて「たかなし」って読むんですが、亡くなった親友かごめ(市川実日子)への思いを聞いてくれたり、
やっととわ子もまともな人と出会えたかもと思いきや、
とわ子の会社に買収話が持ち上がり、その買収する外資系ファンドの法務部長として登場。とわ子にパワハラ行為をあげつらい解任を要求してきます。
まるで別人のような冷淡さで、とわ子は目を白黒させます。
更に驚くべきは、体操でまた会ったら、仕事の時とはうって変わって、親しげに優しく話しかけてくるのです。
公私を分けてる主義とはいえ、あまりにギャップがありすぎで、そのへんの薄気味悪さをオダギリジョーがしれっと演じていて、今後どうなるか、やけに気になりました。
第2章からの新キャラとしては、かなりの難物が登場してきましたね。
松たか子とオダギリジョーのからみは楽しみです。
慎森(岡田将生)はどうしたんでしょう?
買収される話が出たら、とわ子に類似案件の資料を持ってきてくれたり、
とわ子に好きな気持ちを今更ながらにアピールしたり…
かごめのことがあったからか、とわ子に健康の心配をされて終わりってのが笑えました。
ひねくれ者だけど愛すべき男で、三人の元夫の中では、脚本の坂元裕二が最も思い入れのあるキャラのように思います。
今回の評価は…