咲の幸せのために嘘をついた紘一…「リコカツ」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

紘一(永山瑛太)と咲(北川景子)はより良い形でまた結婚生活を送るようになってくれるものと、私めは勝手に信じているのですが、





そう簡単にはいかないわけで、咲の新たな幸せを願って無器用ながらも奔走する紘一の姿に笑ったり、感動したり、泣けたりと大変でした。





TBS  金曜22時

「リコカツ」第8話


主演…北川景子

脚本…泉澤陽子

演出…韓哲





紘一も咲も、まだ相手を好きなことを自覚していながら、好きだからこそ相手には幸せになってほしいと願うわけです。






紘一は咲の元カレの青山(高橋光臣)が咲にふさわしいかどうかを見きわめるべく、尾行調査を始めます。





その姿は滑稽ですらあるのですが、紘一は必死で、1つ1つ青山の良いところを見つけてはメモしていくわけです。





そして、咲と青山を呼び出し、日本料理屋で二人にデイト(笑)をさせ、距離を狭めようとします。





更に、青山が結婚しない主義だから別れたと聞いていた紘一は、今はどう思っているかを青山に直接会って聞き、今は結婚を前提にやり直したいとの答えを得るのです。






今回の紘一は実にアグレッシブで、一ノ瀬(田辺桃子)を呼び出し、交際の申込みをきっぱり断ります。






一方、咲は咲で、一ノ瀬から結婚したら仕事をやめるつもりと聞き、紘一は一ノ瀬と再婚すべきと思うのです。





紘一は、咲に会うと、咲に青山と付き合って欲しいがために、自分は一ノ瀬と付き合うことにしたとウソをつきます。





売り言葉に買い言葉で、咲も私だって青山と…ってなるのですが…





帰り道、紘一は咲にウソをついたことを激しく後悔します。

ウソをつくことを何より嫌う紘一だからこその自分への怒り。





永山瑛太がスゴい表情を見せましたね。

ここの迫力、圧倒されました。

やるせない思いに打たれました。





そして、カットバックし咲は咲で青山に

交際を始めようと言い出せずに困っているのでした。






お互いを思いやる二人の切なさに感銘を受けた回でした。





余談ですが、今回唐突に永山瑛太が田村正和の古畑任三郎のマネを披露してましたが、





彼が俳優デビューしたのは田村正和主演の「さよなら小津先生」で、俳優をすすめられて今があるので、追悼の意味でやったのかなとちょっと邪推しました。






今回の評価は…