今回、共通一次が思わしくない結果だった藤井(鈴鹿央士)が、理系から文系に2次は替えるよう桜木(阿部寛)に諭され、文系の仲間に協力を求めるところで終わっていれば、素直に
の評価をできたんですが…
TBS 日曜21時
「ドラゴン桜」第9話
主演…阿部寛
脚本…山本奈奈
演出…石井康晴
東大受験がいよいよ本番に突入し、見ているこちらも盛り上がってきているのに、水をさすかのように、今回も学園売却エピソードが流れを止めたり、
最後にやけにあおって、肝心の東大専科の印象が薄れてしまったり…
ホントにこの売却エピソードはそこだけ別のドラマのようになってしまい、そちらで盛り上げようとしていることに私めはウンザリしております。
最終回でもまた東大受験と学園売却の両方を描くんでしょうね、枠を拡大して。
藤井が桜木に諭されるシーン、良かったのにホントにもったいないです。
父や兄が理系のために理系にこだわる藤井に桜木は言います。
「誰かのためにとか、認めてもらいたいとかじゃなく、自分のために東大に行け！お前ならできる、自信を持て！」
聞きながら、ポロポロと涙を流す鈴鹿央士の演技も見事でした。
それなのに、大仰に高原教頭(及川光博)の裏切りとか見せて、東大専科のメンバーをないがしろにする欲張った展開にただただ興ざめしました。
今回の評価は…