第2話で、宗介(中島健人)と愛(小芝風花)のふりをしている梨沙(佐久間由衣)、愛と愛に優しく接してくれる編集部員の樋口(赤楚衛二)の2組の親密度が増し、
恋愛ドラマとしては王道ながら話が動き出して、これなら見ていけそうな気がしました。
気になるところはまだ多々あるとはいえ…。
フジテレビ 火曜21時
「彼女はキレイだった」第2話
主演…中島健人、小芝風花
脚本…清水友佳子
演出…紙谷楓
しかし、宗介はタブレットを夢中で見るあまり、ガラスのドアにぶつかるくらいはまだ分かりますが、
タクシーの中であんなに大声で聞かれて、聞こえてないって…そんな人います?
仕事ができる男じゃないですよね、それでは。部下を信じてないなら、自分から運転手に行き先を告げるでしょうに…。
ま~、揚げ足取りをしても仕方ないので、いちいち挙げませんが、あまりの言われように、空港で愛がキレるのは良かったですね。
小芝風花はダメダメなウジウジ演技も良いですが、開き直ってキレたり熱弁する演技の爆発力も強みで、
「トクサツガガガ」でオタク否定する母親(松下由樹)にキレるシーンは迫力の名シーンでした。
部下の力を引き出したいとか言ってる割に、周りが見えてないことを突付かれ、宗介も反省はしたようです。
職場の無理して嫌われ者になる宗介と、唯一優しくにこやかな顔を梨沙の前では見せる宗介。
ギャップある二面を中島健人が器用に演じ分けてますね。
今回は、梨沙の家庭環境もチラッと描かれ、誰にも言われなかったことを宗介に言われ、宗介にグラッと来てしまう複雑さを佐久間由衣がナイーブに演じてました。
梨沙という役も魅力的ですね。
いつかホントのことを言わなきゃと思っていながら言い出せない感じが良かったです。
酔っぱらった愛が、宗介に自分がホントの愛だとバラしてしまいました。
次回以降、どうなってしまうんでしょう。
赤楚衛二演じる樋口は、典型的なあて馬キャラで宗介より、樋口と付き合った方がよいのに…と思えるキャラを的確に演じてます。
四角関係の今後を見る楽しみがわきました。
今回の評価は…