初回からつながっての第2話。
ハイジャックは未遂に終わるも、副大臣(大谷亮平)の秘書(今井朋彦)を殺してしまった活動家、大國(桃井かおり)を、公安に引き渡す前に1時間だけ許されたキントリの取り調べ。
真壁(天海祐希)は一筋縄ではいかない大國から真実を引き出せるのか?
緊迫感みなぎる桃井かおりvs天海祐希の対決は圧巻でした。
テレビ朝日 木曜21時
「緊急取調室season4」第2話
主演…天海祐希
脚本…井上由美子
演出…常廣丈太
今回の桃井かおりを見て、これからは老け役もやっていくであろう桃井かおりは、それはそれでまたスゴそうだなと思わされました。
樹木希林が晩年に見せたような凄味を、きっとこの人も見せてくれるのでしょう。
そんな桃井かおり演じる大國と天海祐希演じる真壁の対決ですが、
桃井かおりの変幻自在ともいえる切り返しに、ケレン味なくまっすぐに対抗する天海祐希。
挑発したり、はぐらかしたり、罵倒したり、強がったり…
めまぐるしく変わる大國の態度をいかに切り崩すかは、実にスリリングでした。
この共演で二人は意気投合し、桃井かおりは天海祐希をベタぼめしたようです。
相手に不足は無い者同士だからこその名勝負は、スポーツなどでもそうですが、お互いの絆を深めるんですよね。
こんな実現困難な名勝負を見られたのは実に価値がありました。
結局、今回だけではまだすべては明らかにならず、まだ引っ張るようで、その肩透かしにはガッカリしましたが、
また、最終回とかに見られるようです。
それはそれで楽しみにしたいと思います。
序盤にスゴすぎるのを見てしまったので、次回以降は物足らないかもしれませんね(笑)
今回の評価は…